技能試験

第二種技能-34 作業の流れ

前回の投稿でいわゆる【単位作業】と呼ばれる個々の作業方法についての説明は全て終わりました. 過去にはもう一点,メタルラス壁を貫通させる時の防護管の措置が有ったのですが,最近は出題されていない様ですし,技能試験に係る「欠陥の判断基準」でも解説...
単位作業

第二種技能-33 電線の切断寸法

電線の加工でいきなり所定の長さ分で全ての電線を切断してしまうのは良く無いと言う説明はしましたが,実際の電線の切断寸法の求め方については書きませんでした. 実際の課題の施工手順を説明する前に,ここで詳しく書いておくことにします. 電線を切断す...
単位作業

第二種技能-32 PF管の取付け

前回の記事に引き続き,電線管の取付けについて説明します. 今回は「合成樹脂製可撓とう電線管」になります. 合成樹脂製可とう電線管工事部分 合成樹脂製可撓電線管にはPF管とCD管があり,技能試験ではPF管が出題されています. 蛇腹の付いた合成...
単位作業

第二種技能-31 ねじなし電線管の取付け

いよいよ要素作業の最後として,電線管の取付けについての説明になります. 電線管の種類については筆記試験で勉強されたと思いますので詳細を省き,ここでは技能試験に出題される2種類の電線管だけに絞って説明しておきます. 出題される電線管の種類 技...
単位作業

第二種技能-30 露出形コンセントへの接続

露出形コンセントについて コンセントと呼ばれる電気器具には大きく分けて埋込形と露出形があり,埋込形についてはこちらで説明しています. コンセントを取り付ける場合,外壁と内壁の隙間に出来た空間に配線し壁に埋め込む形で使用しますので,通常は埋込...
単位作業

第二種技能-29 ランプレセプタクルへの接続

ランプレセプタクルとは ランプレセプタクルを「レセップ」「ランプレ」などと略称で呼ばれたりしていますが,ここではそのまま「ランプレセプタクル」としておきます. そもそもランプレセプタクルと言う長い用語に馴染みがない方も多いかと思いますので,...
単位作業

第二種技能-28 輪作り作業

ここでは,ランプレセプタクルと露出形コンセントの単位作業を説明する前に,いわゆる【輪作り】作業について説明します. 輪作りとは 電線と器具を接続する方法で,心線が端子から抜け落ちない様にする方法の一つが【輪作り】です. 現在では先端の形状が...
単位作業

第二種技能-27 リングスリーブの選択

前回に引き続き,リングスリーブによる接続作業になります. リングスリーブと電線の組合せ 今回は,どのリングスリーブ(以下,スリーブ)を選択し,刻印はどれにするかという話題となります. 結論から先に書きますと...何も覚えなくても大丈夫.心配...
単位作業

第二種技能-26 リングスリーブによる接続

心線同士の「接続」で残すはいよいよ【リングスリーブ】です.リングスリーブに関しては2回に分けて説明していこうと思います. この記事では「接続」そのものについて,次の記事は「リングスリーブの選択」になります. リングスリーブについて 電気工事...
技能試験

令和5年の第一種技能の候補問題が公表されました

令和5年4月3日に 令和5年度第一種電気工事士技能試験候補問題の公表について と題して,今年の候補問題が公表されました. 内容は,試験サイトの上記リンクから確認できますのでここには載せませんが,特に変わったところはなく例年通りのようです.厳...
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